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受験勉強覚え書き

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受験経験者なら誰もが通る道だが、受験成功者という者は勉強に関して語りたがる。

ご多分にもれず私もそうだ。

あれこれ口出しして老害と嫌われる前に、ここらで書き出してスッキリしておこうと思い、久々にここを開いた。

 

 

というわけで、一応ステータスを書いておくと、

地方公立中学→私立高校(偏差値55程度)→国立大学

毎年数千単位で卒業者がいるので必要のない心配ではあるが、検索でひっかかっても困るので、上京組とだけ記しておく。書き出しておきたいだけだからね。

文系だったので、センターの選択科目は、世界史・地理、化学で、二次でも世界史・地理を使う人間でした。

 

追い上げタイプではないので、偏差値30から有名私立に合格!みたいなサクセスストーリーは期待しないでほしいです。

テストで9割取れなければ泣くような、そんな嫌味な女の懐かしい話。

 

◆はじめに

書きたいところから書いているので文体に統一感がないです、すみません。

これから書くことは大体『ドラゴン桜』を元に多少自分用にアレンジしただけなので、中学生と高校生のみなさんいたら、一読をお勧めします。目先のテクニック目当てでもいいです、センターなんかはだいぶやりやすくなると思います。(もう終わるけど)

また、受験する以上は時間がないので、自分に合う効率のいいやり方があれば、どんどんそれに置き換えていってください。ここでは私にとって一番効率の良かった、そして合っていた方法を書きます。

それから、わからなくなるとすぐ「丸暗記」と言います。

  

私は暗記物にはオレンジペンと赤シート派でした。

たいてい市販されていますが、目的に沿ったものがなかった場合は自作する場合もありました。

例えば英単語なら、

introduce   紹介する
 achieve  獲得する
 promote  促進する

といった形式。

ルーズリーフに書き出し、片方を赤シート(下敷きでもOK)で隠して、答えを口に出しては、一段ずらして答えを見る、というのを繰り返していました。(間違えたら正の字でも星マークでもいいので、チェックを入れる)二度めはチェックをつけた問題を、3度めは…といった具合です。

私の通った高校では世界史の先生が自作の授業ノートをたまたまこの形式にしていてかなり助かったのですが、ない地理や化学は授業内で使う既製品のノートを全てオレンジで書き込みました。重要度などは蛍光ピンクのマーカーで番号にチェックを入れていたはず。

高1の最初はノートをこの形にまとめ直そうとしたのですが時間がなくて間に合わず挫折しました。もう一度言いますが、受験勉強は効率が命です。自作に時間がかかりそうだったら既製品を使いましょう。

 

 

◆科目ごとの勉強(国・数・英)

解き方について思うことなんかもあれば足しました。

 

◇国語

・古文の単語は、単語集を一冊覚える(私はフォーミュラ)。

・漢文の構文(将に〜セントス系)も最低限覚える。

・漢文のパッと読めない語句の暗記(例挙げたいけどパッと出ないです すみません)

・『あさきゆめみし大和和紀)』を読む(源氏物語のマンガです)。

暗記系はこれ。古典漢文は、満点が狙えて点数の底上げができるので、ここに注力しました。満点が狙えれば、現代文小説が半分でも150点取れますからね。

また、『あさきゆめみし』ですが、源氏物語はよく出題される題材ですし、かなり原文に忠実に展開していくので、平安時代をイメージするためにも一読をお勧めします。

そういうマンガ化されたものはいくつかあって、古文よりは現代語訳の方が、現代語訳よりはマンガの方が読みやすいので、マンガが好きなら他にも手を出してみるといいと思います。あらすじを知っていて損はないので。もともと小学生の頃に着物のきれいな女の人目当てで読みふけっていたので、受験のために読み返したのは『あさきゆめみし』くらいです。

・国語、特に現代文や小説に関しては、『ドラゴン桜』の該当ページのやり方丸パクしてました。別に講談社の営業ではないんですけど、読んだ方がわかりやすいのでぜひ。

マーク式の場合は、正しい選択肢以外は、「言い過ぎ」「正反対」「全然関係ないことを言う」(あと2つは忘れた)のどれかなので、本文読まなくても2つくらいに絞れます。

記述式の場合、〜を説明せよ、は本文の言葉を使っての言い換え問題です。ちょっと凝った文章を、前後の文章から、指示語が指すものを探し、例えが意味しているものを探し、より一般的な文章にしていけば完成です。総括する最後の一問以外は、前の下線部と次の下線部の間に書かれているので、「前後」の範囲もさほど広くありません。

 

◇数学

・公式や定義は丸暗記

公式の証明を自分でできるといいとかなんとか。

悩む時間がもったいないので、わからなければ丸暗記。

・解いた量が命

・授業で解くような基礎問題がわからない場合は、先生(いれば家庭教師や塾講師)にかじりついて理解してください。どうしてもわからない場合は、丸暗記です。印をつけて、正解するまで何度も解き直してください。受験期までになんとなく意味がつかめてきますし、それでOKです。

・応用問題は慣れ

「どうしてそんな解き方が思いつくの?」と聞かれることがありましたが、答えは慣れです。受験生の「数学的思考」なんてものは元からあるわけじゃなくて、基礎問題を何度も何度も解いているうちに身につくもので、ある日ふっと「この公式を使えば上手く行く気がする」と頭に浮かんだり、補助線が見えるときが来ます。

全統模試の大問3がいつも難しい図形問題だったのですが、ふわっと浮かんだときの興奮と言ったらその辺のゲームよりもすごかったです。(解けない日はボス戦に行けないマリオの気分でしたが)(私はマリオがド下手)

それでも、目の前の応用問題は解かなくちゃいけないんですけど、応用問題にも段階があって幾つかの組み合わせなので、しばらく考えてわからないものは、解説を見てしまう。見て、理解して、もう一度何も見ずに解いてみる。そうすると、頭の中に解き方の引き出しが増えて、少なくとも類題は解けるようになるし、いつかその「ふわっ」が来るかもしれません。

・二次対策

過去問で漸化式と確率を組み合わせたもの、整数問題があったのですが、これはパターン化していたので、得点源でした。と言っても、授業で解いたことはなく、初めて過去問に触ったときは1時間くらい考えてもわかりませんでした。学校と予備校の先生が教えてくれたのですが、慣れの典型的なものだなあと。

良問と呼ばれる問題はおもしろかったです。初め全然解けなかったけど。

 

◇英語

 ・単語の暗記は絶対

2000語くらいの単語帳を学校でもらうと思いますが、センターまでならこれ以外の見たことのない単語は出てこないですし、仮に出てきても優先度はかなり低いです。自分が使いやすい単語帳を1冊決めてみっちり覚えてください。私は、『イン/ストーラー』でした。小テストがあったので、上に書いた方法で、1日50個とかやってたはず。土曜日にまとめテストがあり、忘れた頃に覚えなおすサイクルができてました。

・イディオム(熟語、慣用句とか)の暗記

『ネク/ステージ』を繰り返し解いてました。範囲指定してランダムに出題する専用のCD-ROMがあるらしく、先生に毎日20問とか渡してもらってました。単語暗記とセットで日課だったと思います。丸つけてもらうのが好きだった。

・追加の単語暗記

志望校を上げていくと、長文問題に使われる単語のレベルが上がってくるので、わからない単語が出てきます。前後から推測したり、接頭辞(undoのunとか)・接尾辞(movementのmentとか)と呼ばれるものでなんとなーく意味をつかんだりが必要になってきます。先生に聞いてみましょう(※)。

解いた長文問題に出てきた知らない単語が、手持ちの単語帳にない場合は、自分のまとめノートを作って覚えるのがベストです。ただし私は、とりあえずメモは取るもののほとんど覚えなかったし、ドラゴン桜先生も2000覚えておけばとりあえず解けるとのことだったので、捨てるのも手です。和訳問題に出てきた英単語だけ注意しておけばいいんじゃないでしょうか。

※大学に入ってから教えてもらった単語帳に『鉄壁』があります。出る順よりもそのつながりを重視して配置され、有機的に覚えるのが売りの単語帳です。先に書いた接頭辞などの解説もふんだんにあり「前後から推測したり」がしやすくなる印象です。この先の英語を使う機会を考えると、早く知っていればなあと思ったので、書き記しておきます。(覚えられるとは言っていない)

・リスニング

聴いた量がモノを言うので、今日から英語のCDを聴きましょう。ごはん中、勉強中にちょっと流しておけるとgoodです。耳を英語慣れさせましょう。

私はたまたま5-6歳の頃から英語CDをかけっぱなしにされていたので、耳だけはできていたみたいです。ところで大学でサボって気づいたのですが、覚えていない単語は聞き取れないんですね。

試験直前のテクニックとしては、倍速の音源を聞くと本番が遅く聞こえて聞き取りやすくなりますよ。

 

 

◆科目ごとの勉強(暗記物雑感|地歴・化学)

◇世界史

大好きでした。笑

授業で縦の歴史、センターで複合型一問一答(ですよね。間違え探し)、二次で横の歴史というようなイメージです。暗記の仕方は変わらなかったのですが、復習用ノートを珍しく作りました(vol.6までいった覚え)。とにかく、テーマごとに矢印に出来事を書いていく、簡易な年表を書きまくった覚えがあります。それから、下のセンターのところにも書いてるんですけど、世界史は連想ゲームでした。共通点で集めては違いを書き出してみたり、(ルイで集めて、とか)同時代人をヨーロッパと中国とイスラムとのセットで覚えたり。

二次ではグローバル化を意識してか、やたらと交易を推してくるので、そこが少し大変だったかなと思います。教科書での扱いが薄いので、学校や予備校の先生から教わりました。

余談ですが、教科書を東京書籍に変えました。交易が比較的扱われている、主要な地域以外にもページが割かれている、写真が大きい、と言った理由です。中学の頃、ページの場所で覚えるタイプだったので、ありがたかったなあ。山川は字が多い上に小さいんですよ。笑

 

◇地理

あまり覚えてないんですよね。笑 

先生は好きだったのですが、科目自体はあまり振るわずでした。

やることは変わらなくて、地理ノートをオレンジで書き込み、大事だと言われた部分は蛍光ピンク、間違えた数だけ印をつけてひたすら周回…

二次対策に、問題を解くことから始めたのですが、最初は真っ赤で、解けない→解説を読む(してもらうことが多かった)→地理ノートに戻る、という形だったと思います。

有益なことが書けなくてすみません。

 

◇化学I

センターでしか使わなかったので、教科書と問題集の往復しかしていません。暗記もオレンジで書き込んだものの、二次で使わない気の緩みからか、わざわざ時間をとったりしてなかったです。

問題を解いては、間違えた箇所を教科書でラインを引き、2度目ならラインの上に星マークをつけ、3度目はまた別の色の星…というのをひたすら繰り返す。ラインやら星マークやらは、こんなに間違えているぞ、という焦りのためだったのですが、覚えた気になりやすくもあるので、「問題を解く」のが大切です。(どの教科もですけど)

計算はだいたい比なので、つかめればはやいと思います。

化学は暗記ゲーでも、頭フル回転系でもなく、生物よりもバランスが良くて楽でした。

 

 

◆センター対策について

2020年に廃止されるんですね、可哀想。

物差しが一つでなくなるとか、過程重視の名の下に追い上げ合格ができなくなるのかなあと思うと大変だなあと思います。

 

センター対策で予備校に行く必要はもちろんないです。

センターにおいて必要なのは、解く、採点、復習の繰り返しだけです。

大切なのは復習だ、という言葉は耳タコかもしれないですけど、ここでも言わせてもらいます。だってそれしかないですもん。

特に、知識系は自分の抜けを確認できるツールになるのでたっぷり時間をかけてました。

世界史の場合だと、 

選択肢でわからない単語があれば、その都度調べて類義語対義語まで復習する。

イブン=バットゥータがわからなかったときは、彼がいつの時代のどの王朝で何をしたか調べて、次にイブンと名のつく世界史上の人物を索引で見て彼らがいつの時代のどの王朝で何をしたかを調べ(笑)、どうも自分は似た名前が苦手らしいと思ったら、同じ名前シリーズを調べる。要は試験問題を元に連想ゲームをして、自分が苦手そうな部分が出てきたら補強する、という作業の繰り返し。

世界史は教科書に戻り、やり直しノートをつくる作業をひたすら繰り返してました。

 

 

 

◆模試

本番でいつも通りの点数を叩き出すために、自分のペースを強く意識する必要がある。当日の不慮の事故を防ぐために、自分に合ったペースメーカーをつくってほしい。(ない人は、丸パクして本番までにカスタムしてください。何事もそれが手っ取り早い)

模試は当日と同じ気持ちで、自分の決めたルールを必ず守って解いてください。

 

◇試験の休み時間中のルール

・前の試験の答え合わせは絶対しない。

・チョコレートなりおにぎりなりの間食。

・(間食中や、時間が余ったら)直近のやり直しノートなどを眺める。

・毎度トイレに行って鏡を見る

 (個人的儀式で、私ならできる、と鏡の自分に声をかけてた)。

 

◇試験直前のルール(問題用紙配ってから開始まで待つ時間ね)

・腕時計の時間を試験官と合わせる。

・事前に決めたペース(後述)を、時間にする。

 例えば国語のテスト時間が13:00-14:20なら

 13:00-13:15 古文

 13:15-13:30 漢文

 13:30-13:45 現代文

 13:45-14:00 小説

 14:00-14:20 見直しと予備

 という感じに、頭で計算しておく。

・ゆっくり深呼吸。

 

◇試験中のルール

・開始の合図とともに深呼吸1回。

・一呼吸終えたら、ページを開いて、問題形式の確認。

(過去問と同じ大問構成かどうか。数学は1と1Aを間違えないように。)

・計算しておいた時間を表紙に書き出す。

(自分がわかればいいので殴り書きで構わない)

 

・答えを問題用紙にも丸をつけておく。(あとで自己採点するため)

・計算や考えのメモは残しておく。(見直しのときに使う)

 

・わからないところは、問題に星マークをつけて飛ばす。

1分手が止まったら、など制約をかけておくと良い。このとき、マークミスを防ぐため、あらかじめ自分の決めておいた番号を塗りつぶす。

(事前に決めておくのは、あとで後悔するのを防ぐため。あのとき2番にしていればよかったのに、なんてことになったら報われないからね。統計上は3がいいとかなんとか言いますが、根拠はなかったはず)。

 

・事前に決めたペース通りに行っているかこまめに時計を確認する。

事前にどの大問から解いていくか、大問ひとつあたり最高何分かけるかを決めておく。このとき見直しの時間も入れておく。

例えば国語なら

3(15分)→4(15分)→1(15分)→2(15分)

と決めておく。国語は34が得点源なので先にして確実に解く、といった具合。万が一時間内に大問を解き終わらなかった場合は、解けていない全問に自分の決めておいた番号を塗りつぶす。(ただし数学はルートの中なら4,9は入らないなどあるので、確率を上げるために適宜決める)

 

・一通り解き終わったら、マークの確認を始める。

遅くとも10分前になったら、たとえ解き終わっていなくても始める。まず、名前、解答欄のズレがないかを見てから、ひとつひとつの番号が問題用紙の番号と合っているか確認していく。また、濃さなども確認。残り時間で解答したところで、マークがずれていたら意味がないからね。

 

・残り時間で星マークをつけたところを再検討。

解けそうなところから解答していく。

 

◇試験終了後のルール

・自己採点までが試験です。

採点を終えたら、すぐに復習に取り掛かること。

マーク式の場合、もし自己採点と返ってきた点数が違ったら猛反省すべし。 

 

◆予備校に関して思ったこと

結論から言うと、自分にとって解説が必要な問題以外は自習した方が効率がいい。

センター講座なんかは特にそう。高校教師のレベル以上のものがほしければ通えばいいし、高校教師で足りるならそれに越したことはない。

もちろん、同レベルの勉強仲間がほしいというなら話は別かもしれないけれども、私の通った講座には5人程度しかおらず、話すこともなかったので別の人間に聞いてほしいです。

 

その中でも通ってよかったと思う講座は、高3の地歴の志望校向け冬期講習。

私は世界史選択者でしたが、二次では「下記のキーワードを使い、1200字で〜〜について述べよ」といった大論述がありました。となると、様々な視点から脳内で歴史を再構築する必要があります。

自分で一からまとめてもいいんですけど、とにかく時間がかかる上に抜けるリスクが高いので、過去問や類題にあたりながら、使える歴史的つながりを抑えていくのが得策です。学校の授業では各国の縦の歴史は教えてくれますが、同時代に起こった出来事をまとめてはくれない。そういうときが予備校の出番です。彼らは、使える歴史的つながりを強調しながら教えてくれます。

 

英数の志望校向け講座は、高3から一年間通わせてもらいました。

ここで嬉しかったのは、添削をしてくれるところだったところで、地方の特性上、少人数講義になるので、添削をした上でそのレベルにあった解説をしてくれました。必要に応じて、類義語対義語なんかも教えてくれたし、そのあたりは自分には手が届かなかったところもあるかもしれない。

もしかしたら行かなくても影響はなかったかもしれないけど、そんなことはだれにもわからないでしょう?私にとって予備校はそんな存在でした。

 

最後に、受験直前の冬期講習は、各塾が総力を挙げて受験問題を当てにいくので、運が良ければ、これ塾で解いたやつだ…!といった進研ゼミさながらの展開が起こるかもしれないです。金銭的余裕があれば、これだけは実力試しを兼ねて挑戦しておくことをおすすめします。

 

 

◆本番

◇センター当日

・前日はたっぷり寝て、早く起きる。

(6時に起きるとちょうど脳が働きだすとかだったように思う)

・持ち物チェック。受験票、筆箱、時計、お弁当水筒を絶対に忘れない。

・マスクとのどあめ

(1日目にインフルなった子がいて、喉のイガイガが大変だったらしい。余談だけど、予防接種は受けておこうね)

 

・何があっても今までのペースを乱さないこと。

・試験が二日間にわたるので、精神面に気をつけること。答え合わせはしない。

 おいしいご飯を食べてたっぷり寝る。

 

◇二次試験当日

・センターと同じ。(思い出したらまた書き足します)

 

 

◆おわりに

勉強はかなり努力が結果につながりやすい分野だと思うので、がんばってほしいし、できれば楽しんでほしいです。

 

(乱文駄文失礼しました)